「鉄拳6の解像度が低い。まるでPS2みたい……。」という感想をよくみる。
特にPS3版で多い。
アーケード版と同じ解像度にして出せば良かったのに、何故かPS3版は内部レンダリング解像度を少し落として、それでいてnoAA(アンチエイリアス)だったアーケード版とは違ってAAをかけてしまっている。
同じ解像度ならAA無しよりAAありの方がジャギーが無くなって「綺麗」になるのは確かなのだが、その一方でAAをかけるとどうしてもAA無しの時よりぼけた感じになってしまう。
AAonによるぼけ追加に加えて、鉄拳6PS3版は内部レンダリング解像度も落ちているので、ぼけ感もさらにアップと。
さらに今時はフルハイビジョンのテレビ・ディスプレイが安くなったおかげで、720Pモニターではなく1080Pのモニターでプレイする人が多い。
鉄拳6は出力解像度が720Pなので、1080Pのモニターだと720Pから1080Pに変換される際にさらにぼけが加わると。(AC版は720Pのディスプレイを使用してるので、こういう変換によるぼけは無し)
とどめにモーションブラーのぶれが追加されて(これはOFFにできるらしいが)、もっともっとぼける。
結局「内部レンダリング解像度低下&AAによるぼけ」に「720P→1080Pの変換の際のぼけ」と「モーションブラーのぼけ」が加わって、まるでPS2のゲームみたいな解像感のないいまいちな絵になってしまってると。
最近のモニターでは超解像機能でSDソースをぼけ感少なくフルHD化してくれるものも色々あるが、中にはSDソースだけでなく720Pのソースをぼけ感少なく1080P化してくれるものも出てきたので、そういうモニターを使えば「720P→1080Pの変換の際のぼけ」をできるだけ緩和してくれるけど。
モーションブラーもオプションで切ればいいと。
でも内部解像度が落ちてる点やAAが無理やりかかっている点についてはどうしようもない。
内部解像度低くして無理にAAをかけるくらいなら、AC版の基板の性能はPS3とだいたい同じなのでAC版そのままの解像度(ただしAA無し)で出しておけば「PS2みたいに解像感がない」なんて声もまだ少なかっただろうに。
オンラインラグのパッチを現在製作中(多分配信されるまで1、2ヵ月はかかるだろう。もうその頃にはソフトは値崩れしてる)との事だが、ついでにPS3版は解像度についても「アーケード版まんま(ただしAAは無くなる)」もオプションで選択できるようにすればいいのにな。
なんか「オンラインのラグがひどい(格闘ゲームでは致命的)」とか、「文字が小さくて読みにくい」とか「今までの鉄拳はロード時間の短縮にも気を使っていたのに今回はその点がすごい杜撰でロードが長め」とか「なんで2Pがカスタマイズコス使えないの?」とか「コスのセーブ数が…。なんでソウルキャリバーIVみたいにいっぱいセーブできないの?」などなど、『ソフトを買ってくれるユーザーの事をまったく考えてない、やっつけ仕事』っぷりが今回はひどすぎるねぇ。
文字の読みにくさについては、開発現場では近場でモニターを見ながらソフトを作ったりしてるので、これが結構小さい文字でもはっきりと見えてしまうのもあって、まぁつい開発初期では小さい文字を間違って使ってしまう事もないわけではないけど。
でも流石にPS3や360で何作もソフトを出してきたメーカーなら、ユーザーからの声で「○○の文字が小さい。読みにくい」なんて意見も過去に貰ったりした事があるだろうから、以降の作品についてはその点にはきちんと気をつけるようにしてる『はず』なんだが。
(こういう小さい意見も意外とメーカーは気にしてたりする)
バンダイナムコはすでに何作もPS3や360でソフトを出してるはずなのに、今時「文字が小さくて読みにくい」なんて初歩的すぎるミスを平気でやってしまうのが謎。
鉄拳6は、まるで素人が作ったような完成度の低いインターフェイス・中身のままでソフトを発売するってのが不可解すぎる。
今頃あのつるっぱげ社長も頭を真っ赤にしながら開発チームにオンラインのラグの修正作業を急がせてるんだろうねぇ。
海外でも「ラグがひどすぎ…」って事でかなり評価が落ちて売り上げにも悪影響を与えそうだしねぇ。
(まぁすでに250万本『出荷』はしてるけど)
2009年11月10日
家庭用鉄拳6のぼけ感
posted by miimoo at 10:12| メモ
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